インドの旅 32日目・ストライキ3日目

ストライキが3日目になっても続いている。
ホテルの人たちもリトゥも、昨日までは、明日になれば終わるだろうと言っていたのが、これはどうも長引きそうだと。
この日は昼間の2時間だけマーケットが開いていたり、薬局などのいくつかがお店が開いていたらしい。
だけど少なくとも学校と鉄道はずっとストライキ続行中で、KFCの他の州から出張してきた社員がホテルに滞在しているのだけど、KFCもストライキ中なのだと言った。
前日の夜は、ホテルで働いてるヒンドゥー教の男の子もプロテスティングに行っていたし、タクシードライバーのデポジットも行っていたという!!!

  • ほんまにみんなやん!


それが関係するのか、夕方6時から全員外出停止指示が軍から出ていたらしい。

CABの不当性を訴えるおばあちゃん。

新聞も大騒ぎ。だけどこの日は、街がちょっと落ち着いてると言うことで、デボジットが外に連れ出してくれた。

私が乗ろうとしていたマジュリへ行けるフェリー。フェリーっていうか、ボート!?(笑)

この日は2回ボートが出るらしかったが、何時かも決まってなければ、帰ってこれる保証もないし、何か起きてしまったらリトゥにも迷惑かかるなあと思ってマジュリに行くのは諦めよう!とこの時に決めました。

このニマティーガート、むちゃくちゃのどか。

空いていたお店でニワトリに見守られながら、卵を食べた。
いつも以上に感謝しながら。
うちの家もヤギとかニワトリとか、もっと動物増やしたいな~~~

稲刈りが終わったところなんだろうか。刈った後の畑に牛を離して、藁の芯を食べさせているようにみえる。効率よくて素晴らしいし、しかも糞が来年の肥料になる。

  • ホテルに帰ってから、マジュリにはもしかしたら行けるかもしれないけど、今回はやめた、と話すと、


「ああ、それがいい。状況は悪化している。落ち着いている今のうちに日本に帰った方がいい。チケットがもし取れるなら飛行機を取ってグワハティを通らずに帰った方がいい」
と帰ることを勧められた。

  • ここの近くから飛行機が出ている事も、飛行場が開いていることもその時まで知らなかったのだけど、今は道も通れるようになっているし、それができるならそれが一番いいかもしれないと思って、もくちゃんに電話して航空券が取れるかどうか調べてもらった。そしたら、翌日の航空券が取れることになったので、それで帰ることにした。

  • 良かった!帰りの段取りが着いた!ホッとする。

  • 写真も送れないSMSと電話だけのやりとりでまあ、めんどくさかったけど。もくちゃんにとても感謝、感謝、感謝。

  • 代わりにキャンセルした帰りのチケットは、プロテスティングが理由と言うと、すべてにおいて全額返金してくれ、助かった!



チケットのキャンセルをしに行くのに、駅まで一緒に行ってくれたホテルの従業員、パドゥムリャ。右手で私のチケットを握り潰しているのが分かるだろうか。私が持っていた時には綺麗だったのに、パドゥムリャに渡したらクシャクシャになった。(笑)
結局閉まっていて、また次の日出直したんだけど、彼のおかげですんなりキャンセルできてありがたい!

これは、アッサムの人々が誇りにしている、ガムサという襷(たすき)のようなものらしい。
ホテルにも飾ってあったし、デボジットも持っていたし、他にも色んなところで見た。

  • ところで、ジャイプールでもくちゃんがお世話になっている生地屋さんの人たちは、


「これは野党が民衆を煽って分断させようとしているんだ」
「バングラディシュ、パキスタン、アフガニスタンからムスリム(イスラム教徒)は保護する必要がないのであって、少数派の宗教者を保護するための改正案だ。何の問題でもない。(だからプロテスティングする意味はないということ)」
と言っている。私が初めて出会った、CABに肯定的な人たちであった。

  • その他、バラナシで仲良くなったソナリ(アーメンダバット在住の女の子、23歳)に聞いてみたところ、これはイスラム教徒への差別であるから反対だ。と言う。ソナリはヒンディー教徒だ。

  • どちらも正しいと言うことを絶対に忘れてはいけないと思う。

  • そういえば、シンゾーアヴェが15日からインド訪問、グワハティにも来る予定だよ!と言われていたのだけど、治安が悪いのでキャンセルしたとテレビのニュースでやっている。


そのニュースがテレビで流れる度に、
おお、ユア・プライムミニスター(お前んとこの総理大臣)がキャンセルしたぞ!と盛り上がられて、私は苦笑い。安倍さんが各主要人物と握手している映像などが流れる。
「わっはっはっ!ジャパニ、ジャパニ、ユア・プライムミニスター!」
「お前がここにいるから、シンゾーアヴェは来る必要がなくなったんじゃないか!?」
だって。(笑)
まあ、みんな暇なのでいいネタなのである。
オーナーも暇すぎて、日本の物を持ってないか、何かないかと聞いてくる。

だから鞄から日本の物を見つけてはみんなに見せた。これは日本の1000円札とインドの500ルピー札。インドは全てのお札がガンジーである。それってすごくない!?やっぱりガンジーはスーパーヒーロー!!



タクシードライバーのデボジットさえも日本人を見たことがないと言うのだから、よっぽど日本人がいないのだろう。みんな日本のことを1ミリも知らないので、富士山の説明からしてみる。


それから、梅干しがあったからちょっとずつ食べさせてみた。


「梅干しへの反応」


71歳のおじいちゃん→無言でほほえむ。


50代のおじさん→酸っぱい!!と叫んで顔を歪める。


20代の青年→逃げる。(笑)





  • 次に、世界的に有名なSUSHIももちろん知らなかったから、説明してみた。


「魚を生で捌いてライスに乗せるんだ」


って説明したら、


「魚を煮るのも蒸すのも焼くのも揚げるのもしないってどういうことなんだ!???


じゃあ、魚は固いままじゃないか!!!」


とオーナー。


「いや、魚は生でも柔らかいんだよ」


と詳しく説明し直すも、


「そんなわけはない!インドでは生の魚は硬い!!!」


と言って聞かない。(笑)



今度は、日本の肉の話になった。以下、質問されたことと、その答え。


牛肉? ある。


豚肉? ある。


鶏肉? ある。


マトン? ほとんどない。


ヤギ? ほとんどない。


ギー? ない。


チャパティ? ない。




  • 続けてフルーツの質問。


パパイヤ? ない。


マンゴー? ない。


バナナ? ない。


パイナップル? ない。


グアバ? ない。


ドラゴンフルーツ? ない。


ジャックフルーツ?ない。


ライム? ない。


南国フルーツばかりを聞いてくるので、ないない尽くしになったじゃないか!(笑)実際にはハウス栽培などで存在したりするけど、島バナナ以外在来種ではないと思うのでないと答えた。


そしたら「日本にはフルーツが何にもないのか!?」って。(笑)


いやいや~!南国以外のフルーツがあるのよ~~!



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プロフィール

志和 樹果(Mikika Shiwa)

Author:志和 樹果(Mikika Shiwa)
1992年へその緒を首に巻いて死にかけながら生まれ落ちる。高知県足摺半島で育ち、音楽と芸術に没頭、中学卒業と同時に旅人になる。ギターとハーモニカを持ってライブを重ね、16歳で自主制作1stアルバム「こもど」を作って売り歩く。18歳のときドイツに渡り、路上で歌いながら1年ちょっと、世界23ヶ国の旅をする。その後ユウタと出会い、バンド the Old Wooden Band や録音を始める。22歳になって、Great Spirit と名付けたバンドで突然ドラムを担当することになり、メンバー4人のみでアメリカブルースの道を辿るツアーを決行し、その珍道中を収めた「日常と長い夜~Everyday and Hard Night~」というロードムービーを制作。現在は高知県西部の古民家で録音スタジオ「二十億光年スタジオ」を作り、録音やバンド活動をしながら、まだまだ旅の途中。
The Old Wooden Band 動画 ↑ここをクリックするとyoutubeに飛びます。

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