インドの旅 30日目 アッサムは燃えている!

次の日の朝、列車が止まった音で何となく起きて、寒かったので何となくチャイ屋さんを探しに外へ。そしたら...

  • ここ、目的地アッサムのマリア二駅やんか!!!



やばーーーい!!!
急いで列車に戻って荷物をまとめて飛び出した。
7時間半出発が遅れたから7時間半到着も遅れるのかと思ってたら、5時間遅れで着いたの!
とばして追い上げたの~???

列車なが~~~~~い!
ホームもなが~~~~~い!
よくぞたまたま降りたよなあ。直感というやつ?

  • あれ?スマホのネット繋がらない。この時点で疑問に思ったのだけど、まあ、他の地でも電波入らない事あるから。


ここからフェリー乗り場へ行くのだけど、行き方が分からないから、とりあえず駅を出て誰かに聞こう!と思って外に出てみるも、
うーん?なんか雰囲気悪いなあ。
タクシーもリクシャーも誰もいないし、なんか荒んでる感じ。天気が曇っていることもある。
戻って駅の人に聞いてみよう。
と思って戻るも、駅の人、英語喋れない。。
なんかフェリー乗り場まで行くのは無理だ無理だとしきりに言うけど、リトゥに聞いたんだから無理じゃないはずだし。
歩いてみることにして、歩いてたら10分くらいでバス乗り場を発見!英語喋れそうな若い人にフェリー乗り場までの行き方を聞いてみた。
彼は言う。

  • 「ストライキでフェリーは今日お休みだよ。」



  • えええええええええええええええええ


それは想定してなかった!!!
そうか、海外にはストライキっちゅうものがあるのだった!
駅でタクシー拾った方がいいよと教えてもらい、駅へまた戻る。
タクシーらしき車は見当たらないけど、一応車が2台だけあるので、もしやと近付いて見ると、その年季の入ったボロ車がタクシーだった!

幸い若いドライバー・デボジットは英語が喋れるし、しかもとても親切だ。彼のおかげでストライキの状況が詳しく把握できて、「今日は外は危ないからホテルに滞在して様子を見た方がいい。ホテル探してあげるから」と言ってくれ、これからどうしたらいいか一緒に考えてくれた。
デボジットのタクシーで移動中も、道の真ん中でタイヤを焼いて黒い煙を出し、その周りを100人くらいの若者たちが囲んで、何かシュプレヒコールしているので、その道は通れなかったりした。通して欲しいとデボジットが交渉しに行ったけど、迂回するように言われている。このストライキは規模も大きいし、結構深刻そうだと言うことを肌で実感した。

デボジットは遠回りをして、一緒に相乗りしたおばあちゃんを病院の眼科に下ろして、(病院はさすがに空いてるんだね。)そこから何軒か巡り、なんとかリーズナブルな価格で空いているホテルを見つけてくれた。
リトゥもデボジットも、「大丈夫だから。パニックにならなくていいよ。ホテルに居て」って言う。大丈夫だけどホテルには居なきゃいけないんだね、、
ご飯もホテルで食べれるし、ホットシャワーもあるし、洗濯機もあるし、全ては揃っているからいいのだけど。

後で気付いたんだけど、ここのホテル「ラバニャ」もシャッターを下ろしたまま!もしかして表向きはやってなかったのかも。だから、デボジットが交渉しに行ってくれたのかな!

ここにいるよって、リトゥに送ろうとしてスクショしたマップ。そこで気付く。
Wi-Fiが入ったのに繋がらない!!!
海外の人はほとんど使っているWhat AppというLINEに似たアプリがあるのだけど、What Appも使えなくなったので、SMSでその状況をリトゥに伝えた。

  • そうすると、衝撃の返信が!!!

  • 「Government have ban on internet.(政府がインターネットを禁止してるんだ。) 」

  • ええええええええええええええ


そんなこと政府がしていいんだ!?政府に都合の悪いプロテスティングをしてるからって、情報収集、情報拡散、横の繋がりを全部断つ、そんな勝手なことがありえるんだ!????
(たぶんそんな政府なんて世界中にあるんだろうけど、日本人としては驚きを隠せない。)

  • 荒廃した街の雰囲気にちょっとビビってましたが、タクシーの運転手さんやホテルのスタッフ達など、みんなとても親切なのでホッとしました。デモがホテルの近くにやって来たらスタッフが誰もいなくなったので、どこに行ったのかな?と思ったら、屋上に野次馬しに行ってた。(笑)



ホテルからも派手にやってる様子が見られます。デモ隊がやって来る度に窓や屋上から写真撮りました。

これは、スチューデントユニオンだそうです。高校生~大学生に見えます。
「We Oppose CAB(私たちはCABに反対です)」と書いたプラカードを持っています。CABとは、Citizenship Amendment Bill(市民権改定法案)の略だと言うことが後々分かりました。

  • 色んな人に聞いた話を混ぜてプロテスティングの内容を書いてみる。

  • 「イスラム教徒以外の不法移民に国籍を与える」という法律がインド国会の上院で可決したのに対して、プロテストしているとのこと。


バングラディシュ人などがアッサムに大量に移住してくる可能性があって移民自体に反対している勢力と、イスラム教徒以外にというのはイスラム教徒への差別だと言って反対している勢力があるらしい。
マジュリの友達は「この内容はアッサムに差別的な上に違憲だ」と厳しく言っていた。

なんでタイヤに火を付けるのかとても気になっていたのだけど、「Assam is burning!(アッサムは燃えている!)」と言うことだと、教えてくれました。タイヤなのは、煙が黒いことと火が長く続くからかなと思います。

デモ隊がいなくなった後、警察らしき人たちが燃えて続けているタイヤを動かして、道を通れるようにしていました。

ご苦労様です。
そんな様子をずっと一日中ホテルから見ていた私は、ご飯は毎食、ライスかチャパティとダルカレー、それと時々茹で卵。でした。
そして、チャイ。
まあ戦地でもないし、しばらく大人しく待ってたら大丈夫だろうと思ってる。
例えもし大丈夫じゃなくても、危険は避けるし、流れに従うだけだから問題ない。
なぜかジープの荒い運転よりこっちの方が怖くない私。
なのでご心配なく!!
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プロフィール

志和 樹果(Mikika Shiwa)

Author:志和 樹果(Mikika Shiwa)
1992年へその緒を首に巻いて死にかけながら生まれ落ちる。高知県足摺半島で育ち、音楽と芸術に没頭、中学卒業と同時に旅人になる。ギターとハーモニカを持ってライブを重ね、16歳で自主制作1stアルバム「こもど」を作って売り歩く。18歳のときドイツに渡り、路上で歌いながら1年ちょっと、世界23ヶ国の旅をする。その後ユウタと出会い、バンド the Old Wooden Band や録音を始める。22歳になって、Great Spirit と名付けたバンドで突然ドラムを担当することになり、メンバー4人のみでアメリカブルースの道を辿るツアーを決行し、その珍道中を収めた「日常と長い夜~Everyday and Hard Night~」というロードムービーを制作。現在は高知県西部の古民家で録音スタジオ「二十億光年スタジオ」を作り、録音やバンド活動をしながら、まだまだ旅の途中。
The Old Wooden Band 動画 ↑ここをクリックするとyoutubeに飛びます。

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