インドの旅 19日目 インドの歴史やあれやこれや

ゴアからもっと南へ行って、コリウッド映画の都市「チェンナイ」と、高知と同じKOCHI表記、しかも南国で港町という共通点まである「コチ」に行こうと思ってたのだけど、ゴアがめちゃくちゃ暑くて、水分取りまくったにも関わらず脱水症状というか、軽い熱中症みたいになっちゃって、これ以上南に行くのが怖くなった。

  • 調べたら35度あるじゃん!なめてた。



右も左も開けずに突き進んだ結果、全員、立ち往生。

誰かがどうにかして前に進まなければならない。なぜなら後ろには引き返せないから。
その結果、トラックが駐車中のバイクにガリガリガリガリ!(笑)
私の心の中もちょうどこんな感じでしたね。立ち往生。

  • ちょっと北に戻ってボリウッド映画の中心都市「ムンバイ」に行こうかとも考えたんだけど、ムンバイはインドで1番人口が多くて、混雑していることで有名だ。ムンバイから来た旅人が、40人ドミトリールームに泊まった話を聞いて、ひょえ~~ちょっと今は大都市行きたくないなあ、と考え直す。

  • だいーぶ迷った結果、バラナシに行くことに決定した。やっぱりインドに来たのにヒンディー教の聖地バラナシに浸らずに帰るのは心残りな気がして。


かの有名なガンジス川(ガンガー)がある所。神話に出てくる聖なる川に死体を流すので、その死体が浮いてるとか、死ぬ時はガンジス川で死にたい人がいて川の畔で死を待っているとか、物乞いがズラーっと列をなしてるとか、聞くよね。

  • 決めてすぐにバラナシ行きのチケットを取ったけど、当日は無理なので2日後となった。パナジに戻って図書館とか行ってみようと思ってパナジに戻った。


  • フィルムフェスティバルが終わって、外国人たちがいなくなり、のんび~りな雰囲気だ。そうだ、カジノがあるのは、インドの中でもこのゴアだけなんだったって。そのカジノすらもやってるのかな?っていうくらいのんび~りな空気になってた。


宿に着いてすぐに、フランス人のブィクター(26歳)に(またフランス人!?)チェスをしようって声かけられて、将棋にはあっさり負けないぐらいの自信があったのでチェスも出来るだろうと思ってたら、これが全然。(笑)ルールも思ってたより違うんだね。ボロ負けよ。

ブィクターは小さいチェス盤を持ち歩いてたり、勉強熱心で頭の良い人なのだけど、結構ドジで、前の日にはスマホを失くし、次の日にはロッカーの鍵を失くした。
それで鍵は新しいのを作ってもらうことで解決したのだけど、スマホはしょうがないので警察に届け出がないか聞きに行くと言って、警察署を探し始めた。その警察署探しに同行して通訳してくれたのがアッサムから研修で来ていたインド人のリトゥ(25歳)だ。
私は行く意味ないんだけど、警察署を見てみたかったので付いて行った。

すごーいアットホームな雰囲気でびっくりしちゃった。

中庭が素敵。
警察官「新しいスマホを買って、Simを再発行しなさい」
ブィクター「紛失届を出せないんですか」
警察官「出せなくはないけど、どうせスマホは出て来んよ」
ブィクター「それでも、万が一出てきたらありがたいので、紛失届書かせて下さいよ」
警察官「意味ないよ。書くだけ無駄だよ。新しいのを買いなさい」
リトゥ、通訳をしながら苦笑い。私も苦笑い。

「Say NO To SALE Of SEX」
(性を売るのはノーと言いましょう)
待ってる間、こういうポスターを読み漁ってた。
最終的には紛失届を出すだけ出して、飲みに行こうということになった!インド人は宗教上、ベジタリアンの上に、お酒を一切飲まないという人が多い。リトゥも普段は飲まないから、逆に旅行でこっそり飲みたいらしい。
2人ともインテリで知識量が多く、2人の話を聞くのがとにかく面白い!しかも2人ともちょうが付くほどお喋りで、喋りながら目的地を通り過ぎたり、車に轢かれそうになったりする。(笑)

  • ガンジーが塩の専売をしたイギリス政府に反発してデモストレーションを起こした時の話



  • ブッタがインドで王子様として産まれた時の話



  • ダライラマが北インド「ダラムサラ」にチベット亡命政府を作った話



  • たくさん神様がいるヒンディー教の代表のような神様の1人、「シバ神」の話。怒った時に第3の目を開いて焼き尽くすシバは、ヒッピーだったって。



  • 日本兵が東南アジアの植民地解放のために戦った話(これについては諸説あるけど、リトゥがそう言った。)

  • インドではカースト制度の名残があるから、今でもカースト(生まれ持った地位)の高い人と低い人が結婚しようとすると反対されるとか、差別で殺されるとか、

  • 結婚のDowry(持参金)をローンしなきゃいけないなどの話。法律では禁止されている、花嫁側の家族が、花婿側の家族に持参金(お金、宝石、車など)を渡す習慣。



  • 酒はまだしもタバコを吸っているところを見られたら勘当される話。




  • 1日に三回朝昼晩と両親に電話する話。、(これはインド人の中でもリトゥだけかもしれない。笑)




  • ゴアはポルトガル領だったから、他のイギリス領の地域より独立が遅れた話。



  • あと、リトゥは黒柳徹子氏の「窓際のトットちゃん」がバイブルだとか。インドでまで読まれてるんや!「トットちゃん」と彼は言っていたからそれがタイトルなんじゃないだろうか。



  • 黒柳徹子氏が子どもの頃落ち着きがなく(今ならばADHDや多動症って認定されるような。)公立の小学校に馴染めなくて、何校も退学になり、最後に私立の学校に入るのだけど、そこの校長先生がとても素敵な人で、夢のような自由学校を作っていて、その小学校で色んなことを学びながら卒業する話なのです。私も中学生ぐらいの時にこの本を読んだのだけど、とても感動して、運動会のシーンで、優劣を付けない方針で全員が賞の野菜を持って帰るっていうシーンとか良く覚えてる。


そうそう、リトゥは自身もお父さんも教師なのです。若干25歳にしてこの知識量に納得。もちろん大学も出ているし、イギリスのスカラーシップを取って教育学部の大学院に行きたくてオファー中だそう。だから「トットちゃん」がバイブルなんだね。

左がブィクター、右がリトゥ。
1

comment

管理者にだけメッセージを送る

プロフィール

志和 樹果(Mikika Shiwa)

Author:志和 樹果(Mikika Shiwa)
1992年へその緒を首に巻いて死にかけながら生まれ落ちる。高知県足摺半島で育ち、音楽と芸術に没頭、中学卒業と同時に旅人になる。ギターとハーモニカを持ってライブを重ね、16歳で自主制作1stアルバム「こもど」を作って売り歩く。18歳のときドイツに渡り、路上で歌いながら1年ちょっと、世界23ヶ国の旅をする。その後ユウタと出会い、バンド the Old Wooden Band や録音を始める。22歳になって、Great Spirit と名付けたバンドで突然ドラムを担当することになり、メンバー4人のみでアメリカブルースの道を辿るツアーを決行し、その珍道中を収めた「日常と長い夜~Everyday and Hard Night~」というロードムービーを制作。現在は高知県西部の古民家で録音スタジオ「二十億光年スタジオ」を作り、録音やバンド活動をしながら、まだまだ旅の途中。
The Old Wooden Band 動画 ↑ここをクリックするとyoutubeに飛びます。

最新記事
カテゴリ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

最新コメント
リンク
月別アーカイブ