インドの旅 14~16日目・ゴアフィルムフェスティバル

ゴアへ行くというと、みんなが口を揃えて
「パーティ!」「ビーチ!」「ビーア!」「マリファナ!」と言うので、あんまり行きたくなくなってたけど、どこでもってわけじゃないみたいで、安心した。(笑)

西洋風と東南アジア風が混ざったかわいい街並み。
瓦屋根が多くてそれもいい。

光を入れるために開けてるのかな???

カジノのある街はロクなことがないイメージなんですけど、、

カジノ船も多数。

夜はもちろんライトアップだー!
インド、ライトアップ好きすぎます。(笑)

さすが海沿い、魚が並んでる。
大きい魚はなく、全部小さい魚で、見たことない形のばかり。白い色の魚が多かった。

南国の果物は最高だよね。
バナナ、ドラゴンフルーツ、マンゴー、オレンジ、パイナップル、グアバ、りんご、パッションフルーツ、他にも色々あるよ~~

↑店主不在。

まあ、それで、肝心のフィルムフェスティバルのチケット買いに受付に行ったら、たらい回しにされて、なぜか購入できず、しょげていたら救世主現る!

映画俳優のビネヤックです!
この人が、面白いことに、ジャイプールでのエキストラ出演をした時の監督、助監督、カメラマン、みんなのことを良く知っていて、なんと!繋がるなあ!びっくり!
しかも監督と助監督は兄弟だと言うのだけど、え!???本当に????
でもインド人すぐに、お前はブラザー、シスター、ファミリーだ!と言うので、そう言う意味かもしれないけど。

この黄色い紐で首に下げてるのが、チケットを予約するためのパスカードで、これをビネヤックのおかけで手に入れれて大喜び。の図!
(空青いよね~!!あのPM2・5の曇り空はどうも、デリーやジャイプールの都会だけだったのだな。)
パスカードは一日券が300ルピー、1週間通し券が1300ルピーなんだそうです。
一日券は3本の映画とレクチャーを受けられます。
そこからは3日間、映画三昧なのでありました!


  • 最初に観たのがデンマーク映画「DANIEL」。これは堪えた。

  • 一番頭に残ってるかも。




  • ISISにダニエルという若いフォトグラファーが拷問されて殺されそうになる話。


最後には家族がなんとか自分たちの全財産とカンパを集めて(デンマークのクローネだったから結局いくらだったか分からなかったけど、二千万円ぐらいだったかと思われる。)ダニエルは生きて帰ってくるのだけど、目の前でフランス人(だったっけ?)のジャーナリストが殺されたり、お金を払えなかった一緒に監禁されていたアメリカ人のジャーナリストが殺される映像を観てしまう。



  • この映画は実話を元にしたフィクション映画だけど、実際に日本人も2人殺されたよね。それが鑑賞中ずーっと頭を過ぎってた。ダニエルの家族や仲間たちみたいにみんなでお金を出し合っていたら殺されずに済んだのかな、とか、自分はその時遠い国で起きているどうしようもないこととして処理してしまっていたな、とか、何か出来ることがあったんじゃないか、とか、国際紛争のせいで人質に取られたのだから、国が出してもいいじゃないか、とか。

  • だって、もしダニエルが自分の友達だったら、お金を出来るだけ出すし、戦地の写真を撮りたいと言ってる友達に、危険な所へ行くなとか自己責任だとか絶対言わないもん。応援したいと思うから。


たぶん、この映画を観たらそう思う人は多いんじゃないだろうか。なんで国も銀行も何にもしてくれないんだ!ってイライラすると思う。(そういう風に作ってあるから。)
それにしても、シリア問題、早く解決してほしいなあ、、涙

  • っていうか、原題は「Ser du månen, Daniel(直訳:ダニエル、月が見える?)」なのかよ!そのままがえいやん~!!


  • 他に観たのは、フランス映画「CLEO」、モンゴル映画「THE STEED」、インド映画「HUM」、トルコ映画「Chronology」、ペルー映画「Song without a Name」



  • この中で一番面白かったのは、モンゴル映画「THE STEED(直訳:馬)」!




  • この子どもと馬の愛くるしさといったらないよ!!!


しかも最初から最後までモンゴルの絶景。

  • ストーリーは子ども向けなのかな、分かりやすくてひねりとかないんだけど、それが全然ベタだな~って思うんじゃなくて、素直に、かわいいな~!がんばれ~!って思える映画だった。



  • お母さんが死んで1人ぼっちになった男の子がお母さんに、何があってもこの馬だけはずっと連れていなさい、と言われた馬をインチキ呪い師みたいなおじさんに盗られてしまって、その馬を1人で取り返しに行く話。

  • ちょっと分からない背景があったのと、英語で I miss my home って男の子が言うシーン、なんかもうちょっと良い台詞を言ってるんじゃないかなーって思ったり、そういうのがちょこちょこあったので、日本語で見たいな。英語って薄っぺらいんだもん。日本語の訳がいいとは限らないけど。

  • これも原題は「ヒーモリ(幸運の馬の意味)」というらしい。「THE STEED(馬)」ってただの馬やん!ひどい!(笑)


  • ペルー映画「Song without a Name(直訳:名前のない歌)」もすごく興味深かった。


  • 若くて貧しいカップルが子どもを授かるのだけど、なんと、産んだ病院自体が詐欺グループ(人身売買)で、すぐに赤ちゃんを盗まれてしまう。そこからエンディングまで、ジャーナリストと一緒にその詐欺グループを追いかけて、ジャーナリストは、絶対見つけるから、と誓うのだけど、なぜか最後に主人公の旦那がお祭りを爆破する。そして、赤ちゃんにも会えない。え、ここで終わるの!?(笑)。もしかしたらちゃんと理解できてなかっただけかも。これももっかい日本語で見てみたいなあ。

  • ほんとはあと、南アフリカの映画と中国映画と1950年代のインド映画「Ajantrik」を観たかったんだけど、ビネヤックと意見が合わなかったり時間が間に合ったりして断念。

  • もっと色々観たかった!!!

  • それから、「The Interplay of Cinematography and Film Editing(撮影と編集の相互作用)」というタイトルの120分のマスタークラスも行った。John Bailey & Carol Littleton(ハリウッド映画の重鎮、撮影監督で監督もするジョン・ベイリーと、ETなどの編集者のキャロル・リトルトン夫妻)の講義。

  • うーん。これは面白かったっちゃあ、面白かったけど、やっぱりハリウッド映画に興味がないんだろうねえ。言ってることも、ETの手の表現にこだわったとか、ラブシーンをエモーショナルにするためにスローモーションにした、とか、照明の話とか、アナモルフィックレンズっていう、横に映像を伸ばすレンズの話とか、まあ、頷けるんだけど、特別な面白さはないというか。。


残念ながら、ペルー映画「Song without a Name」のシネマトフォトグラフィー(つまり映像)の方がよっぽど面白かった。かなりこだわって撮ってて、感動したもの。

  • ジョン・ベイリーを調べたら77歳にしてセクハラ疑惑が出てきた。(笑)そんな風には全然見えなかったけどね。カッコよくてお喋りも面白いっていう感じの人だったけど。

  • そんなこんなのフィルムフェスティバルでした!

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プロフィール

志和 樹果(Mikika Shiwa)

Author:志和 樹果(Mikika Shiwa)
1992年へその緒を首に巻いて死にかけながら生まれ落ちる。高知県足摺半島で育ち、音楽と芸術に没頭、中学卒業と同時に旅人になる。ギターとハーモニカを持ってライブを重ね、16歳で自主制作1stアルバム「こもど」を作って売り歩く。18歳のときドイツに渡り、路上で歌いながら1年ちょっと、世界23ヶ国の旅をする。その後ユウタと出会い、バンド the Old Wooden Band や録音を始める。22歳になって、Great Spirit と名付けたバンドで突然ドラムを担当することになり、メンバー4人のみでアメリカブルースの道を辿るツアーを決行し、その珍道中を収めた「日常と長い夜~Everyday and Hard Night~」というロードムービーを制作。現在は高知県西部の古民家で録音スタジオ「二十億光年スタジオ」を作り、録音やバンド活動をしながら、まだまだ旅の途中。
The Old Wooden Band 動画 ↑ここをクリックするとyoutubeに飛びます。

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