インドの旅 8日目・エキストラ篇続き

2日間あるエキストラの1日目、夕方6時~朝6時にかけての話です。
ロケ地がすっごい高級ホテル!!!
わ~~こんなとこ、撮影でもなけりゃなかなか来んな~
とか思ってたら、
え!?象がおる!!!

インド象を映画ロケで見ることになるなんて!

とか思ってたら、あれ!?象だけじゃなくて、ラクダも馬もおる!!!!!

いったいどんな映画かのか!?(笑笑笑)
インド映画ではよくみるけど。
この時はまだ、タイトルも内容も知らないのでありました。
写真撮影、禁止されるんじゃないかと思ったけど、全然そんなことなくて、むしろ上の写真の民族衣装着てるエキストラらしきインド人たちもパシャパシャ撮ってるし、誰も気にしてない風だった。もちろん本番に撮ったら怒られるだろうけど。

お決まりのティーorコーヒー(すなわち、チャイorミルクコーヒー)コーナー。
orウォーターもあるのだけど、水はお腹壊す可能性があるので、極力得体の知れない水は飲まないようにしてて。
ここから長い外での待ち時間。

うちらめっちゃ寒かったのに、向かいに座ってたイギリス人たち、短パン半袖で意味分かんない。(笑)
スタッフの人がロウソクを付けてくれてるところ。

あ、照明さんが現れた!!!
ワクワクワクワク!アドレナリンが出て寒さを忘れ始める!!!

録音さんだ!

カメラマンも来たぞー!!
照明さんはベテランっぽい年配の人だったけど、カメラマンとサウンドエンジニアは30代ぐらいの若い人に見えた。

カメラのレールを引く助手たち。
スタッフの数がめちゃ多い気がするけど、この規模の映画ではこんなものなのか、インドだから多いのかは不明。こんな規模の大きい映画に関わったことないからなあ。
あっ!監督らしきでっかいおじさん発見!いや、でも見た目では分からんぞ。

と思ってたけど、やっぱりこの人監督や。分かりやすい。(笑)大御所のようだなあ。
何もかも興味深くて、目をキョロキョロさせてたら、セカンド助監督らしき小太りの若い女性(監督は多いけど、小太りの助監督初めて見たぞ。笑)に、「そこの2人、中に入って」と速攻呼ばれて、初めて室内に。(うちらが最初に呼ばれたのは、30人ぐらい外国人のいる中、アジア人なのは私ともくちゃんと中国人のお兄ちゃん3人だけで、他は全員西洋人だったからと思われる。)

室内もシックにゴージャス。

いよいよ我ら出演のシーンの撮影が始まる~!!!
最初に言われたのは、観光客っぽく、室内をパシャパシャ写真撮りながら歩いて来て、自分たちのセルフィー撮ってってこと。(インド人、セルフィー好きだなあ。インド人に限らんかもしれんけど。笑)
3テイクくらいだったかな、役で写真を撮り続けたので山ほどたまった。

カメラは2台だ!!
チーフ助監督が、アクション!と声を上げる。これが、ものすごく響くいい声なのだ。監督は小さな声でOKとか、カットとか、言う。他は全部チーフ助監督だ。
本番始まる前に必ず、サイレンス!(静かに!)と助監督が言い、スタッフが、サイレンス!!!!や、外の人はエキストラ等にサイレンスプリーズ!と大声で繰り返すのだけど、それがみんな地響きするような低い声で、ビクッとする。(笑)
日本では、同じような意味で「本番!」と叫んだりするけど、改めて日本人は声が高いんだなと思った。

次に指示されたのは、ホテルのレストランに座ってウエイターに注文するという事。私たちにも結構細かく指示がある上に、ウエイター役の役者もだいぶやり直しさせられていた。
そうこうする内に主演女優さんがやって来た!おお、この人か。鼻が高くて細くて、あんまり黒くなくて、インド人には見えない西洋風の顔つきの美人。男優さんも同じくインド人にしては色が白い。インド人と西洋人のハーフみたいな感じの。
街中で色んなタレントの広告を見たけど、どうも現在は、西洋風の色白美人、男前、が流行ってるみたい。日本と同じなんだなあ。
面白かったのは、うちらの指示されて座ってる場所の壁に鏡があったもので、このメインらしき男優さんが1テイク毎に髪型チェックに来るのだ。ちょうど私ともくちゃんの頭の間に鏡があって、最初、こっちにツカツカと近づいて来て何事かとびっくりした。
毎回目の前で髪をセットする仕草が、友達のベーシスト吉本竜くんに似ていて可笑しくて仕方ない。(笑)
顔も背格好もだいぶ似ていて、最後には竜くんにしか見えなかった。
そんな感じで、俳優さんたちがとにかく、とても近い!監督も近い!カメラも近い!何もかも近い!!!
なんとなく、後ろの方で団体で映るんだろうな~と思ってたんだけど、こんなに近くで撮影見れて映れるとは!なんてラッキーなんだ!!!
誘ってくれたお兄ちゃん↓ありがとう!!!

しかも、なぜかうちら、2日で500ルピーくれるって思ってたんだけど、一緒にいたイギリス人に1日2000ルピーだよ、って言われて、え!?そんなにもらえるの!??っていう。また聞き間違いっぽい?インド訛りの英語はちょっと聞き取りずらい。
12時間拘束だから仕事だと思ったら高くはないんだけど。
取り敢えずこのシーンの撮影が終わって、また次の出番まで待機となった。
その時、外でドーン!と音がした。急いで観に行ってみると、なんと、花火が打ちあがってる!!

でもどうもこれは撮影と関係がない様子。
いったい何事???(笑)
全員の休憩時間になったのか、花火が始まったからなのか、ディナータイムになった。時間は0時過ぎ。

暗くて何がなんだか。(笑)
左上から緑のカレー、焦げ茶色のカレー、赤いカレー、ライス、黄色のカレー、黄土色のカレー、きゅうり、甘いデザート(白い丸いやつ)、右のは辛い味付けの卵。卵の上の銀紙の中はロティ。
さすがインドなのは全部ベジタリアンかノンベジタリアンか選べて、このお弁当もベジタリアンが卵で、ノンベジタリアンのはチキンだった。
そのご飯を食べ終わった頃に、ハッピバースデーの歌が始まった。
今度は誕生日会かい!!(笑)
ケーキが運ばれて来て、お祝いしている。
メインカメラマンの誕生日のようだ。

下はご飯やチャイがもらえる休憩所。↓

ここから3時間くらい、また待機時間が始まったんだけど、これが、寒いし蚊がいるし、眠いし、何にも用意して来てないしで、なかなか辛くって、

クッションに埋もれて寝るもくちゃん。
しかも、私は風邪が治ったけど(もしくはアドレナリンで感じないけど)もくちゃんが今度は風邪をひいて、最悪!
次のシーンの撮影が始まったのは朝4時頃で、眠いまなこを擦りながら指示されたのは、バーでお酒を飲むフリをするというもの。
実はこの日、朝からちょっとした手違いで、もくちゃんの服作りの見学に行っていたので、仮眠とかもできてないし、そういう悪い条件が重なって、
何テイク目だったか、突然、立っていたもくちゃんが倒れた!!!!!!
えーーーーーーーーーーー
倒れたーーーーーーーーーー!!!!
一瞬プチパニック。こっち側に倒れて来たから、なんとかうまくキャッチできて、抱き上げてソファに横にする。
近くの人がどうしたどうしたと、心配してくれて、病院か、意識なかったらまず顔を叩くか、もし意識あったら、水、とか色んなことが頭をかけ巡ったけど、もくちゃんはすぐに気が付いて、意識あったので、(一瞬意識なかったらしいけど)とりあえず、ほっ。
ごめんだけど帰らせてくれと頼んで、もうすぐしたら全部終わるからそこで寝て待っていてくれと言われ、もくちゃんに色んなものかけてあったかくして寝かせて、待ってから、みんなで一緒にバスで帰りました。
ああ、大丈夫でよかった。
宿に着いたら結局AM6時で、そこからお昼まで寝た。
そしてまた今日、再び撮影~
もくちゃん今日行けないって断ったんだけど、うちがシャワー浴びてる時に、もう出演してるから繋がりとしてどうしても出てほしいと頼み倒されて、暖かいように服も貸すし、ちゃんと休ますし、と言われたらしく、行くことになってた。(苦笑)
心配だったけど、今日は寝てるし、服も着込んで、寝袋も持って来たし、準備万端で大丈夫と思うとのこと。
そういえば、うちと旅する人よく倒れるなあ。。。
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プロフィール

志和 樹果(Mikika Shiwa)

Author:志和 樹果(Mikika Shiwa)
1992年へその緒を首に巻いて死にかけながら生まれ落ちる。高知県足摺半島で育ち、音楽と芸術に没頭、中学卒業と同時に旅人になる。ギターとハーモニカを持ってライブを重ね、16歳で自主制作1stアルバム「こもど」を作って売り歩く。18歳のときドイツに渡り、路上で歌いながら1年ちょっと、世界23ヶ国の旅をする。その後ユウタと出会い、バンド the Old Wooden Band や録音を始める。22歳になって、Great Spirit と名付けたバンドで突然ドラムを担当することになり、メンバー4人のみでアメリカブルースの道を辿るツアーを決行し、その珍道中を収めた「日常と長い夜~Everyday and Hard Night~」というロードムービーを制作。現在は高知県西部の古民家で録音スタジオ「二十億光年スタジオ」を作り、録音やバンド活動をしながら、まだまだ旅の途中。
The Old Wooden Band 動画 ↑ここをクリックするとyoutubeに飛びます。

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