音楽なんか

同級生が子どもできたり結婚したりしよる。
そんな年頃になってきましたかね。
もう22かっていう気持ちもあれば
まだ22かっていう気持ちもあれば
まあ、うちはまだ22やし女やし親が緩いけんえいけど、
28のゆうたくんは色んなものを迫られてる。
あと2年で30やぞ、と。
結婚せんのか就職せんのかいつまで音楽やるんぞ、と。
ゆうたくんは鬱になったことがあるし
できるならやりたいことをして欲しいらしく
両親はあんまり強くは言わない。
でも言葉の端々にそういうものを感じる。
でもそんなことより辛いなと思うのは同級生たちの存在だ。
地元にいる若者っていうのは
現実的ではないバカみたいな夢というものを諦めて
就職して結婚して....
彼らは夢のためではなく、生活のため、家族のため、
本当は誰も何か分からない何かのために、
がんばってがんばってものすごく努力してるわけだ。
そんな彼らからすれば遊んでるも同然のゆうたくんは
実績を出してるわけでもなく、
努力してる姿が見える訳でもなく
(ゆうたなりの努力はしていますがそれは目に見えない)、
貯金があるわけでもなく、
もう音楽なんかやめろよと言いたくなる訳です。

もしも私が彼らの立場なら、
同じく音楽なんかやめろよと言う気がします。
でも、行ってみたい場所があるということは幸せなことなのです。
見てみたい未来があるということは楽しみを作ることなのです。
そうでもないと生きていたいと思わないのだから
今のところ音楽してるしか生きる方法がないということです。

それこそ子どもでもできたらまた違うんだろうけどねえ。
まだしたいことも行きたいとこもいっぱいあるんです。
子育てというのもその内のひとつかもしれないな。
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プロフィール

志和 樹果(Mikika Shiwa)

Author:志和 樹果(Mikika Shiwa)
1992年へその緒を首に巻いて死にかけながら生まれ落ちる。高知県足摺半島で育ち、音楽と芸術に没頭、中学卒業と同時に旅人になる。ギターとハーモニカを持ってライブを重ね、16歳で自主制作1stアルバム「こもど」を作って売り歩く。18歳のときドイツに渡り、路上で歌いながら1年ちょっと、世界23ヶ国の旅をする。その後ユウタと出会い、バンド the Old Wooden Band や録音を始める。22歳になって、Great Spirit と名付けたバンドで突然ドラムを担当することになり、メンバー4人のみでアメリカブルースの道を辿るツアーを決行し、その珍道中を収めた「日常と長い夜~Everyday and Hard Night~」というロードムービーを制作。現在は高知県西部の古民家で録音スタジオ「二十億光年スタジオ」を作り、録音やバンド活動をしながら、まだまだ旅の途中。
The Old Wooden Band 動画 ↑ここをクリックするとyoutubeに飛びます。

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