それはそれでそれやしそれ。

音楽は音楽で音楽やし音楽。
それ以上でもそれ以下でもないはず。
でも色々言う。色々言われる。
メジャー。インディー。アマ。趣味。
何が違う?
違うのは商売の仕方。
どれもありでどれも素晴らしい。
むしろ形はどうであれ
いいものはいいし、
安っちいものは安っちい。
それで思う。経験って人を豊かにするなあと。
誰にやったか忘れたけど、
「納得のいく音楽ができるなら
他の仕事で生計立てよってもええなと
最近思うようになった。」
って言うたら、
「プロになっちょう人は
そんなこと言わんと思うよ。」
と言われた。
その言葉は分かる。
だって必死さと本気さがたぶん減るけん。
そのときは、確かにそうかもと思って終わった。



今、ゆたくんは知り合いに紹介してもろた
Aメンテナンスってところにバイトに行きよって、
「こんなにいい職場で働いたことがない」
と嬉しそうに仕事に行く。
AメンテナンスはA社長が
Tビルという会社のもとで働きよったがやけど、
T社長が娘(裏のあだ名は姫だとか)に会社を譲り、
その姫が現場に入りもしないのに
現場を仕切っていたAさんに
たびたび無理難題を押し付け、
「辞めたきゃ辞めりゃいいのよ」
と独裁者に。
そして限界が来たAさんが
独立して立ち上げたのがAメンテナンス。

まだ独立して数ヶ月、できたてほやほやの会社なので、
社員はバイトのKちゃん(偶然にも私の友達)、
バイトのYくん、バイトのゆたくん、
と、ときどきA社長の奥さん。だそうだ。

A社長(40半ば)は超アニメオタクで部屋はすごいそう。
ちなみに美装などの仕事柄、
超モップオタクでもあるらしい。
Kちゃん(30前後)もアニメオタクで二人は仕事中、
漫画やアニメの話を盛り込んでくるらしい。
例えば、
「車輪眼(NARUTOのサスケの技)を今使ったね?」とか。
バタンって急に壁に張り付いたりとか(何の行動か不明)。
Yくん(30前半)はゲーマーで、ものすごくやる気のない人。
「俺にはゴミ出しが一番えい」と言うらしい。
ゆたくん(26歳)は自他共に認める幅広い音楽オタク。
普段クールを装っちょうけどかなりの変態。
A社長夫人(40半ば)は見た目も性格もとてもふくよかな人。
ゆたくんが包まれたくなるほどの(笑)。
そしてピアニストなんだそうな。

話を聞けば聞くほどおもしろい。
みんなが漫画かアニメみたい。

「今はそんなに仕事もなくて申し訳ないけど
仕事が増えて来たら正社員にするけん
辞めんとってくれんか」
とこの間ゆたくんは言われたらしい。
ゆたくんは職場で、「辞めんとってくれ」
と言われたことが未だかつてないらしい。
全て悪い別れ方をしてきたらしい。
ということもありやけに嬉しそうである。
A社長は毎日3時間睡眠で営業と事務と
家族のために他のバイトとをこなしているらしく、
それでも明るくおもしろく、
根っからのオタク、職人気質なので、
ゆたくんは尊敬しているみたいだ。

仕事内容は病院、学校などの
ワックスがけや窓拭きなど、
それから個人の引っ越した後の掃除から
庭木の手入れ、トンネルの点検まで。
四国中、色々行くらしい。
ちょっと何でも屋に近い気がするけど...
そっちの方が色々経験できていいやんと思う。

で、何が言いたかったかって言うと、
ゆたくんがホントに楽しそうに仕事に行くこと。
今日はこんなことがあったって、
小学生並に色々学んでくること。
それは音楽をやめて就職して欲しいがじゃなくて
いつかその経験が活かされて
おもしろいことをしてくれると予感している。
がたろうさんも養護学校の用務員をしよって、
障害を持った子どもたちにふれて、
ギターを教えたりコンサートしたり。
関係ないかもしれんけど最近は、
ギターを買うってパチンコをやめて
500円貯金を始めたことがうちは嬉しい。
ということを言い出すと切りがないけど、
何でも人は吸収して豊かになっていくと思った。
うちの場合、それを音楽に繋げたいし、
ゆたくんもがたろうさんもたぶんそう。

最初の話に戻ると、
やっぱり何事も経験は活かされると思うから、
方向さえ見えとけば
何やってもありだなと思いました。
よりみっちこっみちでらららららん♪
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プロフィール

志和 樹果(Mikika Shiwa)

Author:志和 樹果(Mikika Shiwa)
1992年へその緒を首に巻いて死にかけながら生まれ落ちる。高知県足摺半島で育ち、音楽と芸術に没頭、中学卒業と同時に旅人になる。ギターとハーモニカを持ってライブを重ね、16歳で自主制作1stアルバム「こもど」を作って売り歩く。18歳のときドイツに渡り、路上で歌いながら1年ちょっと、世界23ヶ国の旅をする。その後ユウタと出会い、バンド the Old Wooden Band や録音を始める。22歳になって、Great Spirit と名付けたバンドで突然ドラムを担当することになり、メンバー4人のみでアメリカブルースの道を辿るツアーを決行し、その珍道中を収めた「日常と長い夜~Everyday and Hard Night~」というロードムービーを制作。現在は高知県西部の古民家で録音スタジオ「二十億光年スタジオ」を作り、録音やバンド活動をしながら、まだまだ旅の途中。
The Old Wooden Band 動画 ↑ここをクリックするとyoutubeに飛びます。

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