豊かすぎることに感激

今だいぶ私はおかしくなっている。
高知県大月町に昨夜帰ってきたのだけど、豊かすぎて感激している。
なんだこれ。
たった1ヶ月ちょっとでこんなに異世界トリップみたいになるものかね?
インドがやっぱり濃いせいじゃない?
この生活に戻り慣れるまで数日かかりそう。
帰ってきたらゆうたくんは畑をして、薪を作って、洗濯機を回して、山から取ってきた植物を鉢に入れて観葉植物を作っていた。
やばい。ゆうたくんの成長が目覚ましい。(笑)
私が家を空ける度にどんどん一人暮らし力を上げてらっしゃる。
たまに家を空けるの大事だね。





インドの旅から帰国。ただいま! 

日本に帰って来ました!

  • 今夜は京都のおばあちゃんちに泊めてもらって、岐阜の友達のところに寄ってから高知に帰ります。

  • なかなか長い1ヶ月ちょっとの旅でしたが、あっというま!

  • 関西空港に着いてからは、半端なく綺麗な電車に乗り、荷物を盗まれる心配はなく、美味しい美味しい日本食を食べ、1ヶ月ぶりにお風呂に浸かり、なんなんだこれは!

  • ものの3時間で日本人に戻った自分にびっくりしました。

  • 日本は最高。最高だからこそ、非常に気分は複雑なんです。

  • 毎回旅から帰ると日本と他国の違いを感じますが、今回は一際、おかしな感じです。

  • 余りにも日本が他国と切り離されているというか、全然違う星なんじゃないかと思うくらい。

  • 今回のインドの旅ではゴミのことを考える機会が多くて、家に帰ったら今までもやって来たけどもっと努力して、プラスチックを使わない生活をしよう、とかこれをああして、これして、とあれこそ想像してたのですが、まあ、関西空港に着いて速攻プラスチックゴミを出してしまいました!!(がっくし)

  • ご飯を食べて帰る予定だったのが終電ギリギリになってしまって、急いで水とおにぎりをもくちゃんが買ってきてくれたのです。

  • そう、完全に忘れてた。日本がプラスチック包装過剰国であることを!!!

  • いや~これは日本でプラスチックフリーにするの大変だわあ。。早速、心折れそうになったのでした。。まあ、ぼちぼちがんばっていきたいと思います。

  • でもね、そんな事だけじゃなくってね、日本人みんなの服が全部新品のように綺麗なこととか、大学生が自分がどれだけ酒に強いかを友達に謙遜しながら自慢してたりとか、カップルが今日どこのホテルに泊まるかを相談してたりとか。いや、何も彼らが悪いことはないのです。

  • ただ、とにかく生きるか死ぬか、稼げるか稼げないか、食べれるか食べれないか、乗り物に乗れるか乗れないか、この法律が自分たちに影響を与えるか与えないか、この空気は息をするのに許容できるかできないか、この水は飲んで大丈夫か大丈夫じゃないか、なんていうギリギリの所で暮らしている人たちと、考えられないような豊かな生活をしている日本人とのギャップがすごすぎる!

  • 京都のおばあちゃんの家に着いたら、ミカン、甘柿、渋柿、お菓子、パウンドケーキ、赤飯、納豆、味噌汁、沢庵、さつまいも、肉、魚、なんだらかんだら他にも色んな食材があって、目が回りそうになりました。

  • 日本がインドのようになって欲しいわけではないのです。ただ、私は今、混乱しています。日本は素晴らしい。こんなに素晴らしい国はないぐらい素晴らしい。素晴らしいけど、何かを間違えている気がする。





  • ゴミを漁る犬とブタ。

  • インドのゴミ山には、なんと日本からもゴミが大量に来ている!日本を含む先進国各国がゴミを途上国に輸出してるの知ってた!????





  • ゴミをリサイクルすることが自国では追いつかない。だから途上国にリサイクルしてもらっている。というのが建前のようだけど、そのゴミをもっと前の段階からゴミを出す人が分別しておけば、何百倍もリサイクルが簡単で資源になるはずなのに、全部ぐちゃぐちゃにしてしまって、どうしようもないゴミと化している。分別ってめんどくさくて、やりたくてもなかなか追いつかないから、私も偉そうなことが言えなくて、今は本当に本当に反省している。

  • 世界各国からやってきたゴミ山をどうするかと言うと、インドの場合はそこにカーストの一番低い汚い仕事担当の人々が登っていって、漁って、使えそうな物やリサイクルできそうな物を拾って、資源として買い取ってもらうのだ。

  • リサイクル業者と言うと聞こえが良いけど、異臭のするゴミ山を延々と漁る仕事。。

  • こんなに他国の人々や生き物に迷惑がかかっていること、強いては、海洋ゴミ問題や大気汚染として自分たちにも返ってきていることを知っている人は少ない。

  • こういう景色を見る度に心痛くなった。

  • 海洋ゴミや大気汚染を中国やインドのせいだと思ってない?うん、私はそう思っていたことがあるの。中国やインドで爆発的に人口が増えたことと、その2つの大国が急速的に経済発展を遂げているからだという話がよくなされるから。

  • ゴミが海洋に流出しているのは、地上が先進国からのゴミで溢れて海洋に流さざるを得なくなっているという指摘もあるし、いい加減、「要らない物は見えないところに運べば解決する」という考えを改めるべきだよ。

  • インドは汚い。確かにそれは本当で、鉄道や道端の散らかし様に嫌気が差した時もあったけど、世界の人に尊敬されるほど道や電車内が綺麗な日本は汚いものを隠しているだけなんて!そんなの悲しいよ!




ジャイプールのコンビニのようなこの赤い商店で買い物をしたら、


手作りの廃布袋を無料でくれた。インドではビニール袋の代わりに布製の袋をくれるところが多いのだけど、こんなのは初めて見て、すごいなと思った。これは繰り返し使えるし、端切れ布に縦横とミシンをかけただけだからコストがほとんどかかかってない。でも荷物が入ればそれで問題ない。もしかしたら裁縫業が有名なジャイプールならではなのかも。


中古のフリーマーケット。


色んな国から来てそうなマネキンたち。(笑)


こっちはチベタンマーケット内のフリーマーケット。これはいったいどういう経緯で来た服か分からないけど、ユニクロやハンドメイドブランドなど日本製のものもいっぱいあった。日本で売れ残った製品を回収して途上国に回すという話もあるし、ゴミとして出された物や寄付された物を売っている可能性もある。


これはタグも付いた新品同様の状態で、350ルピー(540円)と言われた。


周りにはテントが貼られていて、たくさんの人が住んでいるようだった。大人も子どももゴミを燃やして火を焚いている。薪よりゴミの方が手に入れやすい。。余りにも悲しい話。


だけど、鬱々としてたってしょうがないんだからね。自分に出来ることをちょっとずつやってゆくだけさ。
ね、上を向いて行きましょう。


  • 物悲しい表情やなー。いや、髪型かな?(笑)











インドの旅 33日目 さよなら、アッサム

ストライキ4日目となりました!
英語の勉強になったこと。
Citizen Amendment Bill(市民権 改正 議案)
が議会で通過(Pass)したら、
Citizen Amendment Act.(市民権 改正 法令)
になるということ。
つまり、CABがCAAになるそうです。これが最初分からなかったので、理解に時間がかかったのよ。

この日はデボジットが一緒に鉄道の「Passenger Reservation System(乗客予約窓口)」まで行ってくれて、全額返金完了!
写真は、返金できたよ!ってグッドサインしてるデボジット。ほんとにいいやつ。

  • ところでこの間知ったんだけど、「Passenger Reservation System」に行けば、(インドにしては)早く簡単にチケットが買える!!!しかもキャンセルもできる!


この事を早く知りたかったよ!ただ、この「Passenger Reservation System」を探すのにちょっと苦労する駅もあります。ニュー・ジャリパイグリでなんて、駅から2,30メートル向こうの別の建物にあって、なかなか見つけられなかった。。


    しかも看板、「Passenger」しか見えてないんですけど!!(笑)

    • それはさておき、無事返金もされたら、出発準備完了!って感じで、なんだか寂しくなってきました。


    この数日ですっかりラバンニャホテルの一員になったような私は、彼らを渦中に残したままここを去るのか~と裏切り者のような気持ちです。


    • そういえば、昨夜の晩餐は、パパイヤとダルのスープでした。初めて食べたけど、モチモチしてて美味しかった!カボチャとウリのあいだのような食感!

    • それから昨夜は、蝋燭を持った100人ぐらいのデモ隊がホテル前を通ったら、夜番だったパドゥムリャ(20歳くらい)が窓に走って行って、「Go back Go back! No CAB No CAB!」とシュプレヒコールを始めたのがかわいかった。聞けば昨日はプロテスティングに行ってたらしい。行ったの?って聞いたら、当たり前だろ、って風だった。

    • 誰が野菜を育ててるのかも分かりました!野菜を育てる以外に仕事をしているのを見たことがなかったので、ホテルで働いているのかどうかは謎です。(笑)




    • ヒンディー語で全部の野菜と花の説明をしてくれました。

    • 分かったのは、人参と、ラディッシュと、菊と、アロエと、ほうれん草。




    • アロエ。インド人は、こういう仕事をとても丁寧にやる。

    • 優しく優しく扱うのです。




    • 風除け?




    • このお兄ちゃん。




    • お前も写真撮ってやる、と言って、私の周りに植物を動かして配置してくれた!!ほんと優しいよねえ。




    • ああ、いよいよ、ラバンニャを去る時間が近づいているなんて、、


    • デボジットがまた迎えに来てくれて、みんなに挨拶をして、空港へ。




    • ジョーハット空港。もともと軍用の空港だそうで、軍の駐在所の近くにあった。

    • 空港へ向かう途中、女性ばっかりでプラカードを持ってマーケットで座り込みしている何十人もの人たちがいた。デボジットのお母さんもWoman Sosiety(女性の会)に入っていて彼女たちみたいにプロテスティングしているんだとデボジットは言った。

    • それから、デボジットに聞いた話だとASSUというアッサムスチューデントユニオンというのがメインでBillの撤回の請求行なっているらしくて、リトゥは教師だからそのASSUに入ってるんじゃないだろうかと思った。

    • 私には何が正しいのかは分からない。


    もし移民が増えたら、雇用が減る、治安が悪くなる、文化が薄まるなどを地元の人は恐れている。だけど行き場がない難民が市民権を得られるのは良い事だ。でもそれが宗教によって差別されるべきではない。とはいえ、周りの国はイスラム教国家でイスラム教徒が保護される必要はないという言い分も分かるような気もする。

    • 移民を受け入れるか受け入れないかの2択では答えが出ないと思う。

    • だからこそ、彼らの声を聞いてあげて欲しいと思った。その上で、どちらにもどんな人たちにも良い結果が生まれる政策を考えて欲しい。

    • 彼らにとって、インドにとって、周辺諸国にとって、世界にとって、私にとって、良い未来になるように願うばかりです。。

    • さよなら、アッサム。。さよなら、LABANYA。。家族のように接してくれたので、本当に本当に寂しい。

    • ありがとう。


      インドの旅 31日目・ストライキ2日目

      ストライキ2日目。
      今日も外に出られない。
      出たところで、店も交通機関も何もかも閉まってるらしい。
      もちろん、マジュリ行きのフェリーもクローズ。
      ホテル待機推進。
      ロビーのような存在の横に長い廊下に、受け付けや管理人が寝泊りしてる部屋や管理室があって、その奥の壁にテレビがあるんだけど、その配置上、受け付けとその横のテーブルや椅子に人が集まって来る。

      右、オーナー。左、客。なんてアットホーム。
      テレビではアッサム独自のチャンネルがあるのか、ずーーーっと、グワハティ(アッサムの中心地)の生中継をしている。時々、教授の演説などが始まり、その人が良いことを言った時、ホテルのロビーから拍手。
      日に日に分かってきた事だけど、アッサムの人たちはストライキしている街を不便だと感じたりしていないようで、それどころか、みんながプロテスティングを応援しているし、その非日常生活を楽しんでいるようにさえ見えた。新しい客は来ない訳だし、だいぶ暇そうではあったけど。(笑)

      昨日と今日の様子を伝えるテレビのニュース。中継アナウンサーが早口の煽った喋り方をするので、テレビを見ていると誰しも不安になる。

      軍隊が出てきて、制圧。グワハティで3人のプロテスターの青年が軍に射殺された。他にも何十人も発泡され、病院に運ばれたらしい。

      • この日、拙い英語で聞いても分からないことが多かったので、スマホにインドのSIMを入れていたことによって(つまりインドの電話番号を持っている状態)、唯一連絡を取ることができた日本人のもくちゃんに電話して、このプロテスティングはいったいどういう事に反対していてどういう状況なのか調べてもらった。


      そしたら、このCABはインド全域に対するものだけど、アッサムを始めとする影響を受けやすい州とその他の州ではだいぶ評価が違っていて、アッサムの人たちが一番過剰に反応したのだと言うことが分かった。ジャイプールのとあるお金持ちのおじさんは、イスラム教徒が過激になっているんだ、とか、野党が民衆を煽って揺動しているんだと言っていたらしい。それもまた真実の1つなんだろう。




      そんな外の激しくなる対立はよそに、ホテルの中は穏やかな時間が過ぎてゆくのみ。
      なんなの、この空間!!!(笑)客室の階は4階なのだけど、なんで上の階の5階から食事が運ばれて来るんだろう、と思って見に行ってみたら、こんなことになってた!!!
      写真:左から管理人、コックさん、オーナー。
      食事時だけは忙しい。みんなが総出で注文取ったり各部屋に食事を届ける。
      注文といっても、どれほど種類があるのかは分からない。

      チャパティを伸ばす小人みたいなお爺さんコックさん(71歳)。
      朝昼晩と毎回、ほんのちょっと英語が喋れるオーナーが「何が食べたい?」と聞いてくれるのだけど、何が食べたいかと言われても何があるのかさっぱり見当も付かない。何がある?と聞き返すと、
      オーナー「チャパティorライス」
      私「うーん、ライス」
      オーナー「ダル?」
      私「イエス、ダル!」
      オーナー「エッグ?」
      私「イエス、エッグ!」
      オーナー「チャイ?」
      私「イエス、チャイ!」
      という形で毎食のメニューが決まっていった。(笑)

      チャパティとは丸いインドのパンで(ナンとはちょっと違って、もっと薄い)、ダルとはひよこ豆の事であります。

      • オーナーが箸でご飯を食べるところを見てみたいと言うので、持参の箸でスープとライスを食べてみた。それを見て、わざわざ下の階までセキュリティエンジニアの人とか管理人まで呼んできて、猿の曲芸かっていうよな、食事が見世物になりました。(笑)



      最初は、なんでこんな屋上みたいな所で料理してるんだろう!?と不思議に思ったけど、よく見たら元々壁があった所が崩れて、吹き抜けになっただけだった。(笑)

      この階に洗濯機もあって、掃除、ベットメイキングのおばさんがシーツを洗濯。

      誰かが発砲シチロールで野菜まで育てている!

      苗まで!!
      私はこの廃墟的な空間がとても気に入ったので、ほとんどこの階で過ごすことに。
      そしたら、小人みたいなお爺ちゃんコックさんが喋りかけてくれるようになった。楽しい!ヒンディー語な上に歯がないので、全く何言ってるか分からないんだけど。(笑)

      コックお爺ちゃん、どうもこの場所で寝てるみたい。布団がある。

      インドは日本より暑いといえど、アッサムのある北インドは今、日本の秋ぐらい。ここで寝ているというのは、外で寝ているのとあまり変わらない気温だと思う、、

      チャパティの焼き方を教えてくれるコックお爺ちゃん。

      お爺ちゃんの調理場。この机の上のまな板で野菜を切る。キチンと全部の調理道具を片付けながら料理をする人で、全ての道具が使う度に元に戻っていく。汚れたらすぐにふきんで拭くし、ゴミも仕分けるし、ボロくて一見汚く見える調理場だけど、実はとてもキレイなのであった。だからなのか、いかにもいそうなのにネズミが1度も現れなかった。

      まな板の左上に電話機とメモ帳。
      はっ!ここはホテルであった!と思い出させてくれる唯一の器具である。(笑)
      ここで注文取ってたのね。
      ちなみにさっきも言った通り受付の前に管理人の部屋もあるし、朝から晩までずっと居たのでオーナーもこの建物のどこかに住んでいると思われる。

      どういうわけか、昼はチャパティとジャガイモのダルスープのみになった。(笑)
      もしかして、食料無くなってきてない!??
      だけどありがたいことに、このダルスープとチャパティがめちゃくちゃ美味しい!!
      ものっすごい素朴な味。薄くて優しい。しかもあんまり辛くない。
      インドの濃くて油っこい味付けに疲れていた私は特にこれが幸せに感じた。
      ダルスープは日本で言う味噌汁みたいな感じなのかな?

      この更に上の階には本当の屋上があって、ここは唯一思いっきり太陽の浴びれる場所だったので、ここにも良く来ました。
      ラバンニャホリデイホーム(ロッジ)という名のホテルです。ロッジなのかな?(笑)

      屋上からはデモ隊がよく見える他、消防署や警察署も近くにあって、彼らが出動していく姿も見えました。

      暇なので、何か音がする度に見に行ってました。(笑)

      夜のデモ隊。ろうそくと共に声をあげながら練り歩く。
      そういえばこの日、リトゥとも電話したんだけど、リトゥは私がマジュリに行けないどころか、ジョーハットタウンを出られなくなるんじゃないかと心配していた。それはたしかに困る!!!
      だけどリトゥは続けてもっと衝撃的なことを言った。
      「今日は僕もプロテスティングしてるんだ」
      ええええええええええええええ
      リトゥも!?????
      今思えば、そうか、だからあんなに熱くなっていたのか!と分かるけど、その時は、「心配しなくて大丈夫だよ。もし何かあっても、ジョーハットにも友達もいるし、警察の友達もいるから助けられるから。必要になったらいつでも僕に電話するんだよ!明日になったらフェリーも再開するだろうから、明日会おう!」と何度も言ってくれたりしていたので、勝手に、プロテスティングが過ぎ去るのを待っているリトゥを想像していたのだ。

      • これはいよいよ、アッサムの若者全員がプロテスティングしているのか!?という気がしてきた。でもリトゥは真面目な性格だから、たまたま参加していただけかもしれないよな、とも思った。

      • そうそう、リトゥとリトゥのお父さんは教師だって言ってたから、学校も閉まってるの?と聞いたら。そうだよ、全部だよって。


      すごいね。日本ってストライキないからほんと実感湧かない。

      よく見ると、廃墟みたいな崩れ方してるのはこの建物だけではない。隣のどの建物も同じような壊れ方をしている。

      なんだか泣けてくる、クリスマスツリーと洗濯物。
      夜になってオーナーに、
      「あなたも外に出てないの?」
      と聞いたら、
      「ジャパニ(私のこと)のために卵を買いに一度だけ出た」
      と答えた。
      やっぱり食料無くなってる!!!
      私のためにわざわざどうも、すみません。。
      ここのホテルの人たちが家族みたいになって来た。

      写真撮ろう、って言ったら、なんでアー写みたいに縦並び!???(笑)
      ほんま面白い。
      ちなみに、彼らはだいぶシャイで、この写真もちょっと照れてるんだけど、私が写真撮ると喜ぶの。

      この管理人のおじさんも、もういつもニコニコして明るくてめちゃくちゃ優しかったんだけど、写真撮るってなったら、突然、キリッ!
      人が変わる。(笑)

      インドの旅 インド周辺諸国の歴史

      この間も載せたけど、アッサムとは、ここにあります。

      ミャンマー、バングラディッシュ、チベット、ブータンに囲まれています。アッサムを出てジャイプールに帰ってきて3日目の今日、未だにこのプロテスティングの状況を飲み込めていません。色んな話を聞くのに、何かがしっくり来ないのです。それは、アッサム周辺の歴史を知らないからなんじゃないかと思いました。なので、今日は周辺諸国とインドとアッサムについて、勉強してみたいと思います。

      • ○ミャンマー(旧ビルマ)は昔、アッサムに侵攻し吸収。イギリスとの戦争に負けてイギリス領インドにアッサムもミャンマーも合併される。その後ミャンマーは独立するが、アッサムはインド領に。ミャンマーは9割が仏教徒で、国軍がイスラム教徒を虐殺しているそうで(有名なのはロヒンギャ族)、数十万人の難民がバングラディッシュに流れたそう。

      • ○バングラディシュもまたイギリスの旧植民地。イスラム教徒の国。世界で最も人口密度が高い国。また、アジア最低の労働コストで世界のファーストファッション業などの工場に使われている。

      • またこのバングラディシュの歴史が複雑で、イギリスが、イスラム教徒の「パキスタン」と「東パキスタン」(現在のバングラディシュ、アッサムの一部地域)、ヒンドゥー教徒の「インド」に分けてしまったわけです。



      そして後に、インドが加担して東パキスタンは西パキスタンとの戦争に勝ち、独立します。それが「バングラディッシュ」となったのだけど、その戦争の時に、東パキスタン(バングラディッシュ)からアッサムに逃げたイスラム教徒達が数十万人の不法移民となっているんだそうな。

      • ○パキスタンは、イスラームやムハンマドに対する批判をした場合、投獄や死刑と言うほど、とても厳格なイスラム教国家。インドとはカシミール地方を取り合ったりと常に対抗していて、核兵器も持っている。インドの反対側の隣国はアフガニスタン、イラン。



      パキスタンのことを調べると、インドとの対立の事と、同じくイスラム教国家のアフガニスタンとの関係のことが沢山出てきて、頭が今度はそっちのことでいっぱいになった。

      • インドはCABで、移住を認める対象として、イスラム教徒以外のアフガニスタン、パキスタン、バングラディシュの人々としています。

      • そういえばパキスタンとアフガニスタンといえば、つい先日暗殺されてしまった中村さんというおじいちゃん医師が何十年も支援活動をしていた場所だ。

      • アメリカがイラク戦争を仕掛け、イラクはボロボロになり、テロリスト・アルカイーダがアメリカでテロを起こしたとして(9.11)、そこから泥沼のアフガニスタン戦争が始まった。


      ISILが生まれ、イスラム国が生まれ、またアメリカやフランスが空爆し、飢餓、麻薬、病気の蔓延。。アフガニスタンの状態は本当に目を瞑りたくなる。イラクもそうだけど。

      • アメリカや他諸国がイラク、イラン、アフガニスタンに拘るのはガス、石油などのエネルギー権益のためだということを言う人がいるけど、その為に戦争を始めたか始めてないかに関わらず、全部繋がっているのは確かだと思う。

      • イラク、イラン、アフガニスタン、パキスタン、バングラディッシュ、インド、ネパール、チベット、中国、ミャンマー、と全部が繋がって、この話が生まれているんだ。



      • ○チベットは、中国が侵攻を繰り返して国土を失い、国王のダライラマや国民はインドへ亡命、北インドのダラムサラに亡命政府を作り現在もそこで暮らしている。中国領チベットへ残った人たちはチベット仏教の信仰を許されず、中国人として生きる事を強制されています。一方でインドではモンゴリアンの出自はカーストが最下層で、差別に合うし、仕事も選べないんだとか。

      • ○ブータンは、高いヒマラヤ山脈にある。世界一幸福度の高い国として有名だ。チベットからの難民もいるけど、地形から山を超えるのが厳しく、インドやネパールに比べて少ないそうだ。中国よりもインドとの交流が多く、インド軍が駐在していたり、インドに電力を売って資金を調達したりしているらしい。2003年にインドからの要求に従い、6年間ブータン国内に潜伏していた3000人のアッサム・ゲリラの追放作戦を行ったらしい。ここでもやはり出てきたアッサム。



      こうやってみると、チベットって大きい!

      • ○最後にネパール。チベットとインドの間に挟まれている。インドとネパールの国民はビザなし、パスポートなしで行き来できるし、ネパール人はインドで自由に働くことができるそうです。一番インドと結び付きが強い国。国王制が終わったのは2000年に入ってからで、現在は共産党が第一党。ネパールは81%がヒンドゥー教、9%が仏教、7%がイスラム教。

      • ネパールも変わった国です。っていうか、どの国も変わってる!

      • 本当に特徴的!

      • いったいアッサムに何が起きているのか、少し分かりましたか?

      • 私は知る前より少し理解できた気がします。


      2012年ですが、こんな情報もありました。チベット語族であるボド族と、バングラディッシュから移住してきたイスラム教徒は、アッサム人口の33%を占めるほどになっている。ボド族は6%弱、昔は祖先崇拝とアニミズムを信仰だったけど、現在では9割がヒンドゥ教徒。アッサム全体でも41%がヒンドゥー教らしい。たぶん今ではもっとイスラム教徒が増えてるんじゃないだろうか?ベンガル人(バングラディシュ人など)は増え、ネイティブアッサム人は減っていると言っている動画があった。

      • ここまで調べてきて、一つの側面として受け取ったのは、宗教抗争。今書いた全部の国が宗教色が強い!!強すぎる!!ここに、今回出てこなかった世界最大で世界最悪の戦争をしまくっているキリスト教がちょっかいを出す。

      • こんな宗教抗争はいつまで続くのかと暗澹とした気持ちになったけど、ふと思い出した。いままで出会ってきた若いインド人たちは全然宗教に熱心じゃなかった。私の友達の日本の宗教者も全然熱心じゃない。欧米でも若者のキリスト教徒が減っているというデータがある。

      • イスラム教はそれに反して、道徳的な秩序を求めてキリスト教からイスラム教に改宗する人が増えているらしい。同じく、仏教に改宗する人も多いらしい。

      • この荒んだ世界に嫌気がさしているんだね。

      • 自由に選べる時代になればなるほど、自分で道徳を探すようになる。

      • あ、やっぱり未来は明るいや!と思ったのでした。

      プロフィール

      志和 樹果(Mikika Shiwa)

      Author:志和 樹果(Mikika Shiwa)
      1992年へその緒を首に巻いて死にかけながら生まれ落ちる。高知県足摺半島で育ち、音楽と芸術に没頭、中学卒業と同時に旅人になる。ギターとハーモニカを持ってライブを重ね、16歳で自主制作1stアルバム「こもど」を作って売り歩く。18歳のときドイツに渡り、路上で歌いながら1年ちょっと、世界23ヶ国の旅をする。その後ユウタと出会い、バンド the Old Wooden Band や録音を始める。22歳になって、Great Spirit と名付けたバンドで突然ドラムを担当することになり、メンバー4人のみでアメリカブルースの道を辿るツアーを決行し、その珍道中を収めた「日常と長い夜~Everyday and Hard Night~」というロードムービーを制作。現在は高知県西部の古民家で録音スタジオ「二十億光年スタジオ」を作り、録音やバンド活動をしながら、まだまだ旅の途中。
      The Old Wooden Band 動画 ↑ここをクリックするとyoutubeに飛びます。

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